井の中の蛙、大海を知るの巻です。

カルチャーショック。
初めて耳にする単語の数々。

だけど出かけて来て、本当に良かった。
私も、受付開始の2時間前に会場に入って、あとからお越しになる方々と積極的に交流するようにつとめてみました。

当初の願望である京都乳がんピアサポーターhttp://kyotopeersupport.com/の吉田羊子さんと少しお話してがっちり握手できたし、がんノートの通称キシリトールさん(岸田徹さん)https://youtu.be/2-ZD_g4urSkともハイタッチしてもらった。

本物だ!!
本物が目の前に現れた!

まさに芸能人に出会ったファン心理です。

あんな広い会場で、洪水のような人の波や渦の中で、そういったチャンスを貰えてラッキーでした。

学術集会の方は、守秘義務があるので、撮影・録画や録音は全面的に禁止でした。

まだ世に出てない情報も含まれるのでそれは仕方ない。

でも、ドクターも、専門職の方々も、患者会の方々も、遺族の方々も、そして私みたいに今回は初めてのエントリーだった、とりあえず来てみた人たちも、少なくとも時間と経費を割いているわけですから、それぞれのお立場でもっとなんとかできないか、より良い方向に向かってどうしたら少しでも前進できるか、日々たゆまぬ努力を惜しまない姿勢が真摯でかっこ良かった。

海外からの参加者も沢山来日されていて、英語でディスカッションされていた部会もありました。

私たちは、同時通訳のイヤホンをもらえる仕組みです。

さすが、国際会議場の為の施設なのでした。

ただ今抗がん剤治療のまっただ中の患者さんもみえた。

ケア帽子をかぶってみえたし、受付の為に30分間立っているのもお辛そうで、ここまで出てくるだけでも大変だったはずです。

だけど、質疑応答には率先して挙手をされていて。

みなさん熱かった。
会場には、パワーがみなぎっていた。
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お楽しみのランチョンセミナーのお弁当。

ゆったりしたソファーをしつらえたドリンクラウンジもあり、何をどれだけ飲んでも、フリーでした。

いろいろな学会を網羅されているNPO団体の理事長さんなんかは、顔が広くて、社交もひとつの大切な目的なので、ラウンジはとても華やかな空間でした。
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一日目がお開きになり、観光のために向かった北大路バスターミナル。
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土砂降りにも負けずに金閣寺方面に乗って、
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どうしてもたどり着きたかった船岡温泉さんに到着。

番台のオーナーさんに、この貴重な文化財でもある建物を引き継いで下さった事にお礼を申し上げる。
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建物の外観からして、趣あります。
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脱衣所は撮影禁止なので、玄関を撮らせて貰った。
欄間が素敵。
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こんなレトロな銭湯なのに、入浴されているのは金髪の若い女性ばかりでした。

ここが高級ホテルのプールでも、何らおかしくない、グラビアクイーンに囲まれて、プレイボーイ誌の空気を味わう。

別の意味で絶景でした。

直営の町屋を改造したゲストハウスのお客さんなのかな?

なんか不思議な空間だった。

電気ぶろ、薬草風呂、打たせ湯、泡風呂、露天風呂、サウナ、檜風呂、水風呂、高温風呂。

昔の銭湯あるある!な体重計やドライヤー。

親と出掛けた昭和の銭湯の雰囲気を懐かしみました。
織田信長を祀る建勲神社とか、
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おみちの教会を参拝させていただきました。
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西礼拝場使い初めの記念の品。

立教144年なので、かなり年代物の手拭い。
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毎日喜べてますか~?

できたらシールを重ねて作品が仕上がるのですね。

子どもさんのたくさんいらっしゃるお教会でした。
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この黒板に憧れる。
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代々の先生方の色紙などがたくさん飾ってあります。
御霊社には、お写真が。
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ポスターもしぶい。
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武家屋敷のような重厚な門構え。
もちろん、門には一対の梅鉢の御紋が。
ちゃんと、参拝場の横にお守り所がある。
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脇に通用口
神殿とは別棟の廁。
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それとは別に勝手口もあるので、古式ゆかしい。

神殿は神殿として独立。

渡廊下で教職舎と繋がってます。

お掃除が、徹底的に行き届いていて、神殿に一歩足を踏み入れただけで、なんとも言えない安堵感に包まれる。

ご本部のかんろだいや教祖殿の空気がここに確かにあります。
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京都高齢者生活協同組合くらしコープ
お漬け物の大こう本店さん。
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京都はエコの街。
リ・ユースの街でもあります。
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このちまき型のしめ縄みたいのが、縁起物に目をつけてネットで高価売却されていて問題になってます。
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宿の隣のうどん屋さん(昼間は、喫茶店)で、生姜のトッピングがうれしい、豚白菜あんかけうどんであったまる。
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あと2日間、どんな出会いがあるか、わくわくします。

地下鉄とバスのフリー乗車券で京都の街を彷徨うと、親切な市民の皆さんの人情に触れられて、とてもあったかい。

話し言葉が独特なので、落ち着きます。

私は京言葉のイントネーションができないので、どこからどう見ても、ぽっと出の観光客。

いかにも、方向音痴で困っているのが丸わかりなので、教えてくれたあとの別れ際にも、また丁寧に見送ってくださる。

市民、全員がおもてなしのプロですね。

雨にも負けずに、観光に出かけて良かった。